参列者の葬儀マナー

葬儀場の受付での振る舞い

葬儀場の受付での振る舞いの写真

葬儀場での受付の仕方は、まず、香典は絶対に裸で扱いません。袱紗に入れて運ぶようにしましょう。袱紗の色は涼しげな色を選ぶべきです。赤い色はお祝いの時に使うものなので避けた方が良いでしょう。ちなみに、お葬式でもお祝い事でも紫色を使うと良いでしょう。また、町内の会社関係の受付のように細分化されている場合もあります。このような表記を見かけたら、役職に合わせて選びましょう。特に記載がない場合や、受付のみと記載されている場合は気にしないようにしましょう。仏式の葬儀であれば、「お悔やみ申し上げます」と言って、両手で香典袋(ご祝儀ではないもの)を受付の人に渡しましょう。受付係は、遺族や親族ではなく、故人の会社や町内会の人であることが多いです。そのため、受付では故人のことを長く話すことは避けます。受付の隣に立って挨拶をする遺族もいますが、受付から一歩下がってから話をするのが賢明です。弔慰品(不祝儀袋)を渡した後、名簿に住所・氏名を記入します。最近では、プライバシーの観点から、名簿を使わず、その代わりに一人一人に別の名札を使っても良いでしょう。受付のデスクではなく、別の場所で記入しても構いませんが、その場合は受付の人の指示に従いましょう。最近では、当日返礼品としてコウケンを渡すことが一般的になってきています。袱紗に包んで持ち歩くのが望ましいです。お通夜か葬儀・告別式のどちらかに香典を持参するようにしましょう。お通夜でご祝儀以外のものを持参し、翌日の葬儀や告別式に出席した場合は、受付のスタッフに「お通夜にも出席しました」と伝えておくと良いでしょう。その旨を伝えれば、その時に香典を持参したことが受付の方にも伝わります。

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